代表挨拶
先代が開業した当時、日本が高度成長を迎える頃は「そば店の食器」というと「丼」が主役でした。もちろん「そば千代口・そば徳久利・薬味皿」は大切なアイテムでしたが、まちのお蕎麦屋さんといえばどちらかというと温かいそば“出前”の割合が多く、長い間 “産地直販、丼(どんぶり)屋の田中陶器”と云われていたそうです。
その後、車社会の到来と共に各店舗は、郊外化大型化が進み、またセットメニュー・和食メニューの導入も多く進んできました。それに伴い弊社の取扱アイテムも拡大また上級化し今日に至る次第です。
この間、先代から受け継いだ今日も変わらぬセールストークは非常にシンプルなものでした。それが、
「繁盛は、味と笑顔と器から」
です。現在弊社のお客様は蕎麦の個店様から蕎麦・和食チェーン企業様まで様々です。どのような形態であっても、いつの時代でも変わらぬ謳い言葉として自身も大切にしてまいりたいと思います。目下、社長としてまた父親として大学生の愚息たちから小さくとも魅力ある企業として映るよう努めております。
これからも自社テーマを深化そして進化させ、地場の選りすぐりのメーカー職人たち及び弊社スタッフと共に、一層お役に立てますよう努めてまいります。